# 006 採択されやすい計画書_市場分析編「ここがAIの使いどころ②」

昨日は事業計画書を作成するうえで市場分析が欠かせないこと、

そして生成AIを使うことで質の高い情報と効率性を獲得できることをお話しました。

本日はその使い方を具体的な事例でご説明します

目次

1.  市場分析ーAIの具体的な使い方

今回はChat GPT-4o(GPT-4omni)を生成AIとして使います。
 ※無料版と有料版がありますが、両者に機能上の大きな違いはありません。
 ※ChatGPT4などの使い方は検索すると動画をはじめたくさんの開設サイトが
  出てきます。とても簡単ですからぜひトライして下さい。
 ※試用やユーザー登録はOpenAI社の公式ページから開始できます。↓
  https://openai.com/chatgpt/

【事例】製造業の場合
例えば、金属部品製作会社が、電気自動車で使われる精密電子部品分野に参入しようとしています。
そこで電気自動車分野が今後も有望市場であることを証明するとしましょう。

その場合、GPT-4oで次のようなプロンプトを使ってみてはいかがでしょう?

 ※プロンプトとはAIに何かしてもらうために 画面に入力する命令と考えて下さい。

プロンプト例—————————————
私は東京で部品加工業を経営しています。
今後、電気自動車、ハイブリッド車に搭載する精密電子部品分野への進出を目指しています。

そこで参入する市場が長期にわたる成長分野であることを関係者に説明する必要があります。

・電気自動車、ハイブリッド車、ガソリン車の 日本、世界における販売台数の推移を
 過去5年間、今後5年間(予想)数値で表してください。

・データの出典、またはURLを示して下さい。

・表にして下さい

・グラフにして下さい。

・結果を総括して下さい。

—————————プロンプト終わり————————

やってみていかがでしたか?3分かからずに適格な情報が入手できましたね。

他にもいろいろなプロンプトがありえます。
ITのプロの人がつくるとさらにすぐれたものが出てくるでしょう。
またご自身で検索したり追及してみても面白いと思います。

2. 重要ポイント

ポイント1) 事業計画書における市場の分析では下記の2点は必須です。

 ・データの出典(どこの調査から引用したか)
 ・データの総括 (市場進出の妥当性、発展性をデータを根拠にして記述する)

ポイント2)提示された回答をうのみにしないことも大切です。必ず検証しましょう

AIが教えてくれたデータの出典や関連データをさらに探索して、
もっと良い調査データがあるか調べましょう。

そうすることで、ご自分の戦略ストーリーをさらに強化することができます。

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