♯34 今年最後のチャンス!ものづくり補助金 もうすぐ申請開始

今回のブログは、ものづくり補助金22次「製品・サービス高付加価値化枠」
申請のコツと申請書の書き方のポイントについてお話します。
日程的に今年度最も遅い申請締め切りの補助金です。
設備投資を急いで考えておられる方、必見!
締め切りまで(年末年始を挟みますが)約2か月あります。
まだ間に合いますよ!
●ものづくり補助金 公式ホームページ↓
https://portal.monodukuri-hojo.jp/
経産省・補助金支援の「目的」を掴め!
最近「補助金って専門用語が多くて難しい、
手続きが複雑でハードルが高い…」
という声を皆様からよくお聞きします。
でも実は、補助金の制度の“意図”(目的)さえつかめば、
採択にぐっと近づきます。
今回は、第22次の最新公募要領(2025年版) に基づいて、
特に人気の高い 「製品・サービス高付加価値化枠」 を
わかりやすく解説します。
※他に「グローバル枠」がありますが今回は割愛致します。
補助金 概要 (目的・補助対象・補助額・補助率・対象経費)
① 補助金の目的
「製品・サービス高付加価値化枠」は、付加価値を高めるための
革新的な新製品・新サービス開発に必要な設備投資や
システム構築を支援する枠 です。
気を付けて頂きたいのは、ここでは
既存業務の効率化や、単なる機械更新は対象外ということ。
ここが最大のポイントです。
※業務効率化は「中小企業省力化補助金」で支援されています。
② 補助対象となる取り組み
「革新性」と申しましたが、それは
「歴史的な発明・発見でなければならない」というわけではありません。
公募要領でも明確に記載されている通り、
「御社にとって 顧客に新たな価値を提供する新製品・新サービスの開発」
であることが必須です。
たとえば…
例1:既存部品の外注工程を内製化
→×対象外 効率化に留まるため。
例2:これまでにない独自構造の部材を開発し、生産ラインを新たに構築
→〇対象となります。
③ 補助額・補助率・対象経費
●製品・サービス校付加価値化枠の場合
【補助上限額】
5人以下 750万円 (850万円)
6~20人 1000万円 (1250万円)
21~50人 1500万円 (2500万円)
51人以上 2500万円 (3500万円)
※()内は大幅賃上げの特例(後述)を適用した場合の金額
【補助率】中小企業1/2、小規模・再生2/3
【補助対象経費】
・機械装置・システム構築費(この二つのどちらが必須です)
・技術導入費、専門家経費、運搬費、
・クラウドサービス利用費、原材料費、
・外注費、知的財産権等関連経費 その他
※大幅賃上げの特例、および最低賃金特例につきましては
下表をご参照の上、ものづくり補助金公式ホームページにある
公募要領をご確認下さい。
公式ホームページ: https://portal.monodukuri-hojo.jp/about.html
※また当相談室でもお問い合わせを承ります。

採択のためのポイント(計画書作成のコツ)
「書き方で何を重視すればいいか?」ここが一番気になるところですよね。
①「革新性」の根拠を明示する
繰り返しとなりますが、革新性とは歴史的な発明・発見ではなく、
御社が「顧客に新たな価値を提供する新製品・新サービスの開発」であること、
近隣地方の同業界において先進的、先陣を切ったこころみであること、と捉えてください。
② 付加価値額・賃金の伸びの実現性
22次では、従来よりも 賃上げ・付加価値額向上の要件が強化 されています。
目標未達の場合は返還の可能性もあるため、根拠のある数値目標を設定しましょう。
③ 設備投資=革新性実現のための手段であることを示す
公募要領には
「単に機械を導入するだけのものは対象外」と明記されています。
つまり、“新製品・新サービスの開発プロセスの説明”→ “そのために必要な設備”
という順番で書くことが大切です。
④ スケジュールの実現性
事務局は“遅延リスク”を非常に重視します。
特にITシステムや新設備が絡む案件では、
・ベンダーからの見積書
・導入工程スケジュール
・代替策(リスク対策)
などを明記すると評価が上がります。
基本要件を確認しよう(見落とし厳禁!)
「基本要件」はまず書類審査段階でチェックされます。
採択合否の前に、これがクリアできている事業計画である必要があるのです。
「基本要件」によっては、事業完了最終年(3年計画の場合は3年目終了時)で未達の場合
補助金の一部、または全額の返金を求められます。
下記の表を参考の上、要件をしっかり押さえましょう。
【基本要件一覧】

※詳細は22次公募要領P14~15参照して下さい(PDFベースではP21~22)。
※『一般事業主行動計画』について詳細は、下記ブログをご参照下さい
「#19 作っておけば安心!一般事業主行動計画を作ろう(https://x.gd/fkp1G)
一番最初にする手続きはこれです!
(1) 「GビズID」の取得 ( 未取得の方)
政府のインターネット上の申請サイト「Jグランツ」のアカウント(ID,パスワード)
これがないと申請できません。以下のサイトから取得しましょう(2週間ほどかかる)。
https://gbiz-id.go.jp/top/
(2)『一般事業主行動計画』(未発表の方のみ、従業員21名以上の事業者)の提出、HP掲載。
上記「基本要件一覧」の③です。(2週間以上かかります。3週間の余裕は必要。)
※両立支援の広場 公式ページ
https://ryouritsu.mhlw.go.jp/
※下記ブログをご参照下さい
「#19 作っておけば安心!一般事業主行動計画を作ろう(https://x.gd/fkp1G)。)
まとめ
ものづくり補助金22次の「製品・サービス高付加価値化枠」は、
革新的な新製品・新サービスの開発に挑戦したい企業にとって
非常に相性の良い制度 です。
ただし今回の22次募集では、賃上げ要件や返還リスクなど
“読むべきポイント”が多いため、早めの準備が採択のカギになります。
「うちの計画は対象になる?」
「開発と設備投資のつながりをどう説明したらいい?」
そんな時は、お気軽にご相談ください。
専門家の視点で、採択につながる計画づくりをサポートします。
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