#008 採択されやすい計画書_販売計画をAIで

目次

なぜ販売計画が必要?

小規模事業者持続化補助金では販売計画を必ず記載します。
もともと販路開拓が目的の補助金だからです。

どのように新しい商品を売るのか具体的に数値で示しましょう。

どんなに良い売上・利益計画でも、本当に売れるのか?という点で
信用されなければ、絵にかいた餅と思われてしまいます。

もの補助や都の補助金でも事業計画のストーリーを完結にするために、
販売計画を記載することは大切なことです。

おなじみのChatGPToを使用し計画書を作ってみましょう。

事例 スウィーツ専門カフェ店

【概要】
都心から私鉄で30分くらいの郊外、駅前から8分ほどの住宅街にある
スウィーツ専門カフェです。

原価が低いが付加価値をつけやすい、ジェラートやかき氷をつかって
新しいメニューを開発しようとしています。

そのための補助金を申請するため事業計画の作成にとりかかりました。
そして事業計画には、販売計画を含めないといけません。

例 AIへの命令(プロンプト)

今回は1年後から3年後の売上計画に基づき、最適な販売単価と生産個数を
AIに提案してもらいます。
また商品ごとの粗利と粗利益をAIに計算してもらいましょう。
ChatGPTo の質問欄に以下のプロンプトを入力します。

・私はスウィーツ専門のカフェを経営しています。
・ 売上高と利益を上げるためにジェラートとおしゃれなかき氷を使ったメニューを開発し、
 販売をしようとしています。
・売上高は1年後に両方あわせて2,000,000円、2年後に3,000,000円、3年後に4,000,000が目標です。
・原価はジェラートが1個当たり550円、かき氷は300円です。
・販売割合はジェラート:かき氷=2:3です。
・生産能力はジェラートとかき氷あわせて年間5500個以下です。
・1年後から3年後の最適な価格と生産個数と粗利を計算して下さい。
・製品ごとの粗利と粗利益率も計算して下さい。

さらに、表計算しやすいように、EXCELで結果を出力してもらいます。
次のプロンプトも追加して下さい。

・上記の計算をEXCELで表現して下さい。
・列の項目は1年目、2年目、3年目、行の項目は合計の売上の合計。
・内訳として、ジェラート、かき氷の単価、販売数、売上額(⁼単価×販売数を式で)
・粗利および粗利益率(計算式)も。
・出力形式はすべて数値か式で、行・列のタイトルは日本語で出力して下さい。

EXCELで出力された結果を画像で示します。
 ※EXELの表で色をつけたり、フォントを見やすくしたのは大﨑自身です。
 ※出力の結果は、作業者の作業環境や仕様しているAIの状況によって異なります。
  皆様が試されて結果が異なることがありましてもご了解くださいますよう、お願いします。

いかがでしょうか?ジェラート1000円、かき氷800円と単価も計算してくれました。
ならば、ジェラートをコアにフルーツなどをアレンジして、付加価値をつけ1000円でも
お客様が納得して下さる、美味しくて華やかな商品を開発する必要もありますね。

かき氷もそうですね。現在真冬でも高級カフェでは、盛りだくさんのアレンジを加えた
かき氷が出されて、よく注文されています。

負けずに付加価値の高いメニューを開発しましょう。

シミュレーションしてみる

結果AIの出した計画が、必ずしも現実で、その通りにいくとは限りません。

AIが作ったEXCEL表では条件を自由自在に変えて何回もシミュレーションできます。
例えば、原価を変えてみるとか、生産量を調整するなど…

ぜひご自身でも最適解を考えてみて下さい。結構面白いです。

次回は 「一歩先を行く!営業戦略の作り方」

販売計画が数値ででましたら、さらにそれを実現するための
販売行動計画を作成します。

実際はマーケティングと営業戦略のお話になります。楽しみにして下さいね。。

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