♯47 新「デジタル化・AI導入補助金」申請のコツをやさしく解説

『IT導入補助金』は2026年度から
『デジタル化・AI導入補助金』へ名称変更となりました。
AI関係のシステムも対象となり、装いをあらたにしました。
しかし、補助額や基本的な制度設計に、大きな変更はありません。
今日は、制度の概要から申請のポイントまで、
わかりやすく整理してお伝えします。
制度の概要|デジタル化・AI導入補助金とは?
「デジタル化・AI導入補助金」は、
中小企業・小規模事業者の労働生産性向上を目的とし、
ITツール(ソフトウェア・サービス等)の導入を
支援する補助金です。
業務効率化やDX推進、そしてAI活用までが対象になります。
名称は変わりましたが、
補助額、補助率は従来と変わりません。
詳しくは公式サイトをご確認ください。
https://it-shien.smrj.go.jp/
また、以下のパンフレットの画像をご確認下さい(クリックすると拡大します)。


2026年度のスケジュール
その後、合計4回程度の締切が予定されています。
第5~第8回の締め切りは後日、発表の予定です。
詳細は下記の公式ページをご参照下さい。
※初回申請の方が採択率は高くなりやすい傾向があります。
準備は早めがおすすめです。
補助枠につきまして
補助枠や、類型は以下のとおりです。
実際の申請の大半は
1) 通常枠と 2) インボイス対応類型
で占められていますので
今回はこの2つの枠を中心にご説明します。
申請の仕組み
・この補助金は、本補助金ホームページに、
登録されている…
1) 事業者(ITベンダー)から、
2) ITツール
を導入します。
・また、申請手続きは 1)のITベンダーと共同で申請を行います。
登録事業者、登録ツールは公式ページから検索できます。
※2026年1月21日時点ではまだ、準備中となっています。
https://it-shien.smrj.go.jp/search/
注意点
以下の手続きが必須です。
①「IPA SECURITY ACTIONの宣言」一つ星宣言の場合
一つ星の場合、比較的数分で簡単に取得が可能です。
外部の審査員による審査はなく、
自社の取り組みを宣言する「自己宣言」です。
これから対策を始める段階でも申し込み可能。
●IPAの公式サイトへアクセス:
「SECURITY ACTION」の自己宣言申込ページ に行きます。
https://www.ipa.go.jp/security/security-action/onestar
② GbizID
GbizIDは取得に2週間くらいかかる場合があります。
早めのお手続きを。
●ID発行 申請サイト:
https://gbiz-id.go.jp/top/apply/account_select.html
「通常枠」と「インボイス対応類型」の採択率に注目!
2025年度は回を追うごとに採択率が低下する、という
結果になりました。
年度通算の採択率は以下のとおりです。
<通常枠>
・申請: 23,672件
・採択: 8,936件
・採択率: 37.75%
※以外と採択率は厳しいですね。
2024年度の平均採択率が約75%でしたから、かなり低下しました。。
<インボイス対応類型>
・申請:56,029件
・採択:25,899件
・採択率:46.2%
※インボイス枠の方がやや高めですね。
採択の可能性を高める戦略とは?
通常枠の採択率の低さは、きちんとした事業計画を
作っている人が、意外と少ないからと思われます。
従ってポイントを押さえた経営戦略をつくり、
事業計画に落とし込めれば、
それだけで勝ち筋が見えてきます。
まずは、経営戦略の策定から始めましょう。
戦略としてAI導入を考えるとき、まず明確にすべきは経営課題です。
こんな課題、ありませんか?
例:営業がデスクワークで多忙。人手不足で受注制限が起きている
:原因は見積作成に時間がかかること
① 課題を数値化
「見積作成に一人あたり月40時間かかっている」→
「そのため、営業活動に制約が生じている」
「残業も増加中(平均●時間/人、または合計●時間)」→
「引き合いは増加しているが、年間○○円の機会損失がある」
↓
② AI導入後の変化を数値化
「AI導入により、工程の大部分を自動化できる」→
「作業時間が半減し(〇時間)、営業が顧客開拓に時間がさける」→
「年間売上+○○円可能である」「残業も〇時間減少」→
「利益も向上可能」→「労働生産性」が向上する
この流れが書けるかどうかで、採択率は変わります。
まとめ
デジタル化・AI導入補助金は、
です。
まずは自社の課題を整理してみましょう。
「うちの場合どう書けばいいの?」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
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