♯47 新「デジタル化・AI導入補助金」申請のコツをやさしく解説

『IT導入補助金』は2026年度から
『デジタル化・AI導入補助金』へ名称変更となりました。

AI関係のシステムも対象となり、装いをあらたにしました。

しかし、補助額や基本的な制度設計に、大きな変更はありません。

今日は、制度の概要から申請のポイントまで、
わかりやすく整理してお伝えします。

目次

制度の概要|デジタル化・AI導入補助金とは?

「デジタル化・AI導入補助金」は、
中小企業・小規模事業者の労働生産性向上を目的とし、
ITツール(ソフトウェア・サービス等)の導入を
支援する補助金です。

業務効率化やDX推進、そしてAI活用までが対象になります。

名称は変わりましたが、
補助額、補助率は従来と変わりません。

詳しくは公式サイトをご確認ください。
https://it-shien.smrj.go.jp/

また、以下のパンフレットの画像をご確認下さい(クリックすると拡大します)。

2026年度のスケジュール

 ・応募開始:2026年3月30日(月)10時(予定)
 ・第1回締切:5月12日(火)

その後、合計4回程度の締切が予定されています。
第5~第8回の締め切りは後日、発表の予定です。

詳細は下記の公式ページをご参照下さい。

 URL: https://it-shien.smrj.go.jp/schedule/

※初回申請の方が採択率は高くなりやすい傾向があります。
 準備は早めがおすすめです。

補助枠につきまして

補助枠や、類型は以下のとおりです。

 1) 通常枠
 2) インボイス枠(インボイス対応類型)
 3) インボイス枠 (電子取引類型)
 4) セキュリティ対策推進枠

 5) 複数者連携デジタル化・AI導入枠

実際の申請の大半は
  1) 通常枠と 2) インボイス対応類型
で占められていますので
今回はこの2つの枠を中心にご説明します。

インボイス対応類型では
PC、タブレット、レジ・券売機、スキャナー
などのハードウェアも補助対象になります。

申請の仕組み

・この補助金は、本補助金ホームページに、
 登録されている…

  1) 事業者(ITベンダー)から
  2) ITツール

 を導入します。

・また、申請手続きは 1)のITベンダーと共同で申請を行います。

 登録事業者、登録ツールは公式ページから検索できます。
  ※2026年1月21日時点ではまだ、準備中となっています。
   https://it-shien.smrj.go.jp/search/

注意点

以下の手続きが必須です。

IPA「SECURITY ACTION」1つ星宣言、または2つ星宣言
② GbizIDプライム取得
  ※申請サイトにJグランツにログインするため

「IPA SECURITY ACTIONの宣言」一つ星宣言の場合

  一つ星の場合、比較的数分で簡単に取得が可能です。
  外部の審査員による審査はなく、
  自社の取り組みを宣言する「自己宣言」です。

 これから対策を始める段階でも申し込み可能。

 ●IPAの公式サイトへアクセス:
  「SECURITY ACTION」の自己宣言申込ページ に行きます。
  https://www.ipa.go.jp/security/security-action/onestar

② GbizID

 GbizIDは取得に2週間くらいかかる場合があります。
 早めのお手続きを。

ID発行 申請サイト
 https://gbiz-id.go.jp/top/apply/account_select.html

「通常枠」と「インボイス対応類型」の採択率に注目!

2025年度は回を追うごとに採択率が低下する、という
結果になりました。
年度通算の採択率は以下のとおりです。

<通常枠>
  ・申請: 23,672件
  ・採択: 8,936件
  ・採択率: 37.75%
   ※以外と採択率は厳しいですね。
   2024年度の平均採択率が約75%でしたから、かなり低下しました。。

<インボイス対応類型>
  ・申請:56,029件
  ・採択:25,899件
  ・採択率:46.2%
   ※インボイス枠の方がやや高めですね。

採択の可能性を高める戦略とは?

通常枠の採択率の低さはきちんとした事業計画
作っている人が、意外と少ないからと思われます。

従ってポイントを押さえた経営戦略をつくり、
事業計画に落とし込めれば、

それだけで勝ち筋が見えてきます。
まずは、経営戦略の策定から始めましょう。

AI導入は“流行”を追ってはいけません。まず“経営戦略”から始めましょう!
本補助金の場合、中心テーマは効率化と労働生産性向上です。

戦略としてAI導入を考えるとき、まず明確にすべきは経営課題です。

こんな課題、ありませんか?

 例:営業がデスクワークで多忙。人手不足で受注制限が起きている
  :原因は見積作成に時間がかかること

① 課題を数値化

「見積作成に一人あたり月40時間かかっている」→
「そのため、営業活動に制約が生じている」
「残業も増加中(平均●時間/人、または合計●時間)」→
「引き合いは増加しているが、年間○○円の機会損失がある」
    ↓

② AI導入後の変化を数値化

「AI導入により、工程の大部分を自動化できる」→
「作業時間が半減し(〇時間)、営業が顧客開拓に時間がさける」→
「年間売上+○○円可能である」「残業も〇時間減少」→
「利益も向上可能」→「労働生産性」が向上する

この流れが書けるかどうかで、採択率は変わります。

補助金は、課題 → 解決策 → 数値効果の一貫性が大事です。

まとめ

デジタル化・AI導入補助金は、

✔ 制度は大きく変わらない
✔ AI活用がより重視される
✔ 初回申請が有利
数値で語れる計画が採択の鍵

です。

まずは自社の課題を整理してみましょう。

「うちの場合どう書けばいいの?」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次