♯40【やさしい経営】ぶれない軸を作ろう!組織編

前回は、個人事業主・フリーランサーにとって
「経営理念」が迷いを減らす“ブレない軸”になる話をしました。
今回は社員が複数名いる会社組織で、理念がどれだけ効くのかをお話しします。

◎下記もぜひご覧ください:
  前回ブログ「【やさしい経営】ぶれない軸を作ろう!(個人編)
  https://x.gd/AvhIU

目次

組織の理念と 個人企業の理念の違い

① 理念の目的は組織力の強化
 組織で狙うのは組織力の強化です。
 メンバー全員の価値観や考え方のベクトルをそろえること。
 皆が同じ方向を向いていることです。

②最大の違いは組織への浸透
 経営理念は作ったら終わりではありません。
 メンバーへ浸透させることがとても重要です。

組織における経営理念の役割

① 会社全体における理念の役割 
  理念が組織文化を作ります。


② 現場における理念の役割
  やっていいこと/いけないことを明確にし、
  現場での日常における判断基準になります。

理念がもたらす効果

① 社内効果:社員が自主的に行動し効率的な組織になる
  (1) メンバーが自主的に判断できるようになる。メンバーと組織の成長が進む→
  (2) 意思決定が速くなる→業務が効率化する

② 社外効果:顧客からの信用とブランド力が強化される
  (1) 継続して理念を実行することで顧客からの信頼が高まる
  (2) ブランドを強化します。採用にも良い影響が出てきます。

 ポイント:経営理念の最大の目的とは
   ・自分で考えて行動し、成長する組織を作ること
   ・そのために、経営層と現場の判断の基準を一致させること
   ・社員にやってはいけないこと、すべきことの線を明確にし
    それ以外は極力自主性を重んじること
そして、上記により効率的で、顧客にとっても価値の高い事業を促進することなのです。 

会社理念の作り方と “社員個人への落とし込み”かた

理念の基本、フレームワークは個人編と同じです。
   「会社の強み」×「顧客のベネフィット」×「成長の方向性」

さらに社員一人ひとりにも同じ枠で、
  「自分の強み」×「会社・顧客への貢献」×「成長の方向性」
を言語化します。

 会社の理念と社員個人の行動がつながると、
 社員の動機づけ強化になり、離職防止にも効果があります。

理念の落とし込みの例(製造業・金属切削の場合)

(1)会社レベル:理念(会社の軸)をフレームワークで整理します。
(2)社員レベル:個人の軸を同じフレームに落とします。
        ただし社員レベルの場合、貢献する相手を会社と顧客の2点になります。
        社員レベルの場合、文章は~しますというように「行動の動詞」
       落とすことがポイントです。
下表で、落とし込み方の例を示します。

社員の強みと会社への貢献が、会社が目指す「高い技術力」「開発志向」
 
ピタッと噛み合うことが重要です。
○そうすることで、社員個人の成長が、そのまま会社の成長へとつながるのです。

まとめ(継続のコツ)

経営理念のフレームワークはシンプルですが、
効くのは「社員の言葉」に落ちたときです。
会社の理念を掲げたら、ぜひ社員一人ひとりも同じ枠で書き出してみてください。
驚くほど、意思決定が速くなり、チームが自走し始めます。

継続のコツ
1) 社員の理念はいわば行動指針です。
 文章は具体的であること、「行動の動詞」に落とすことがポイントです。

2) 月1回は社員個人とマネージャーで、“理念の振り返り”をする仕組みを作ります。

3)朝礼で1分でもOKです。毎日チーム全員と共有しましょう、
「今月、理念に沿った判断は何だった?」を共有すると、浸透が加速します。
  理念が“額縁”から“現場の道具”になります。

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