こんにちは、「補助金プランナー&中小企業診断士」の大﨑友美子です。
前回、10月8日のテーマは「採択されやすい販売計画ーAIを使って作る」
でした。そこでは1年間、または1か月単位の販売目標を作成しました。
本日は、目標とする販売量を達成するための具体的な行動計画について、お話しましょう。
本日のテーマ 採択を確実にする!一歩先を行く販売行動計画
小規模事業者持続化補助金では販売計画を必ず記載します。
もともと販路開拓が目的の補助金だからです。
どれくらい新商品を売るのか前回のように具体的に数値で示したら、
これを確実に実行・実現できるという根拠を示すことが必要です。
それが販売行動計画です。
そのために特に販売先ターゲット設定が必要になりますね。
その時によく用いられるのがデモグラフィックな分類言われるものです。
お客様の特性を人口統計に載せられるような項目で分類し、
そこから特定のターゲットを選択するというものです。
性別、年齢、居住地、職業(学生か社会人)収入などですね。
例えば、20~30代の女性、郊外から都心へ通勤しており、
年収は300万円以上、などなどです。
そして、マーケティング対策として女性がよく視るメディア(TikTok,Instagramなど)を
に投稿や広告を出す、
HPやチラシ、メニュー表を、若い女性向けのデザインにするなど
年齢と性別を意識した対策をとることになります。
顧客ステップについて
もちろん、有効そうな施策を具体的に計画に盛り込めば、採択される可能性は
十分にあります。
しかしA店のように郊外で人口の少ない町にある場合は
ターゲットをデモグラフィックに絞り込むと
該当するマーケットの規模が小さくなり目標とした販売量や売上が
確保できなくなります。
それでここでは一歩進んだ、新しいターゲット・マーケティングを考えてみましょう。
それは、「顧客ステップ」という分類法を使ったマーケティング手法です。
次回のブログで、詳しく具体的にお話します。
この手法はとても分かりやすく
取り組みやすいので、ぜひ、楽しみにお待ちください。
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