本ブログでは、「やさしい補助金入門編」を補助金初心者の方にも親しんでいただくよう、
お送りしています。日本では政府が補助金を出すために多様な目的を設定してています。
結果、たくさんの種類の補助金が世の中にでまわっています。それで、沢山ある補助金から
まずこれだけ覚えれば大丈夫という「3大補助金」についてご案内します。ほとんどの方はこの3つのどれかに当てはまります。
それは経産省の補助金で
① 小規模事業者経営改善補助金
② ものづくり補助金
③ 事業再構築補助金
です。
まずこの3つを押さえましょう。
それぞれのポイントを2つずつお話します
■ポイント1「何を買うか?」
■ポイント2「いくらかかるか?」
① 小規模事業者経営改善補助金
■ポイント1「何を買うか?」
生産設備や厨房設備を買えます。 また生産やサービス効率化のための情報システムの導入もOKです。
ただ、広告を中心にした事業(パンフレットやHPの作成)はこの補助金が一番使いやすいです。 補助金の目的が販売促進だからですね。
■ポイント2いくらかかるか
3つの中では一番低く50万円~200万円くらいです。
■事例
たとえばレストランでお客様層を広げるため メニューの種類を増やしたい、
そのための厨房設備やメニューリストや 広告宣伝費が欲しいなど、にぴったりです。
※この補助金は「小規模事業者」限定です。 「小規模事業者」とは何?と言うご質問は
詳しくは補助金ホームページを ご覧になるか身近の中小企業診断士に
お聞きください。 (業種によって違うので、複雑なんです)
② ものづくり補助金
■ポイント1「何を買うか?」
生産設備・機械やシステム構築費など
■ポイント2いくらかかるか
最大補助額は100万円~8000万円くらい
幅広いです。
■事例
金属加工の会社が最新設備を 購入し、より精度の高さを要求する お客様の要望に応えていきたいなど。
または、DX化を進めて、業務を効率化 したいなど。
③ 事業再構築補助金
■ポイント1「何を買うか?」
生産設備・機械やシステム構築費などが対象です、また建物の改築や修繕はこの補助金でしか使えません。
■ポイント2いくらかかるか
最大補助額は100万円~8000万円くらい 幅広いです。
■事例
関連業界への多角化で使いやすい補助金です。 レストランが、レトルト食品の製造や
ソースの元などを 通信販売をするための 設備投資など。
補助率について
補助率は一般的に1/2や2/3が多いです。
■事例
例えば補助率1/2で補助額が最大100万円のの場合、180万円の設備を買ったら
もらえる補助金は90万円です。
同じ条件で、300万円の設備を買ったら1/2は150万円ですが、最大100万円までしか
補助金はもらえません。
後払い制度
また国から支給される補助金は後払いです。企業が業者や仕入れ元にすべて先に
支払う必要があります。
こちらは前もって資金計画をたてておきましょう。
たとえが金融機関からつなぎ融資の調達をしてもらうなどですね。
※実際の補助額や補助率は
企業の規模や、エントリーする枠で変わりますし同じ補助金でも募集する時期で
変わったりします。
※詳しくは各補助金のホームページをご覧になるか、 ぜひ身近にいる中小企業診断士に
ご質問ご下さい。
もちろん、私もご質問を承っています。どうぞお気軽にこのメールアドレスへ
ご質問さい。
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